環境保全の取り組みについて

旨い酒を造るだけではいけない!

ワサビが育つ湧き水の水路

環境とともに生きる酒造メーカーの思いを実現いたしました。
当蔵には敷地内に年間を通じて自然に湧きあがる湧水があり、この恵まれた環境を守り続けていきたいと考え、平成19年秋に最新の排水処理施設を建設いたしました。醸造に伴い蔵より排出される米のとぎ水、器具やタンク洗浄などに関連する全ての排水を浄化して河川に戻しています。

今後、当蔵があるこの瑞穂地区は少子高齢化と住民の減少により、市が下水道施設を造らないことが決定したことを受け、独自にこの施設を建設しました。
これからも先祖が守ってきた自然環境を守っていくことが私たちに課せられた使命であると考えています。
酒の基本となる仕込み水は、出来る限り自然のあるがままのものを使いたいと考え、水質を変化させないよう動力ポンプを井戸に直接入れず自噴し、湧き出ている水量で、洗米から仕込みの全てを湧水でまかなっています。
大量に使う洗米は、夜間にタンク内に溜めて使用するようにしています。白い琺瑯のタンクに溜めた水はエメラルド色のような神秘的な色をしていて、見学の方々が覗かれて驚かれます。
お米も植物も、きれいな水が根幹であると思います。また、きれいな水の代名詞ともいわれるワサビとミズバショウが敷地内に見ることができます。 <ワサビは自家用のため販売はしていません。m(v_v)m 〜あしからず〜>
これからは蛍も、徐々に増やして放す計画です。



こんなにきれいな水を自然にお返ししています。

稼働中の汚泥処理設備棟洗米配水処理結果

たくさんの微生物が排水を浄化してくれます。
最終段には右図にある、濾過幕で細菌までも濾過し中水(無色透明で工業水として使える水質)にした上で放流しています。
こうした取り組みにより自然との調和を大事にして安全でおいしいお酒を造り続け、皆様にお届けしたいと願っています。

膜浸漬型活性汚泥処理の図